私が社労士試験を受けることになった理由
こんにちは。
社労士を目指すおかん、おでこです。
今回は以下の項目についてお話していきます。
おでこの経歴
2021年3月現在35歳です。
大学卒業後、人材業界で営業を9年やっていました。
具体的には人材派遣やアウトソーシングに関する営業です。
お客様先へ出向き(テレアポや飛び込み営業もあり)
派遣スタッフのご提案をし、ご依頼いただいた際には対応できる派遣スタッフを人選します。
派遣スタッフには業務内容の説明を行い、時には面接対策のようなものもやりました。
無事にご契約いただいてからも就業フォローをしたり、派遣スタッフの労務管理等を行いながら、お客様に更なるご依頼をいただけるよう関係性を作っていく仕事でした。
なぜ仕事を辞めたのか
ズバリ、【不妊治療に専念するため】です。
結婚後約3年程、働きながら不妊治療をしていました。
原因不明の不妊でしたが、タイミング指導から人工授精、体外受精とステップアップしましたがなかなか妊娠に至らず、仕事と体外受精との両立はかなりハードで毎月泣いていました。
そんな中、やっと妊娠したと思ったら流産。
その時にふと『モウムリダ・・・』と、糸がぷつんと切れてしまいました。
一旦は今の自分の優先順位を大切にしたい。
それが正直な気持ちでした。
なぜ社労士を目指すのか
とはいえ、仕事を辞めて100%不妊治療に力を注いだとしても
妊娠できる確率があがるわけではありません。
働くこと自体好きだった私は、【仕事を辞めたのに妊娠できなかった未来】を想像すると怖くてたまりませんでした。
仮に妊娠できなかったとしても、仕事を辞めて良かったと思える未来にしたかった。
よし、資格取ろう!
これが正直な思考回路です。
で、せっかくなので片手間では取れないそこそこ難しい資格にチャレンジしようと国家資格一覧をネットで検索
難関国家資格の中から、自分の興味が持てたのが社会保険労務士でした。
安易ですね~
なぜ興味が持てたのかは、前述した通り人材業界での経験から
最低限の労基法や派遣法、労働安全衛生法に触れる機会があったからです。
そもそも社労士ってどんな仕事?
社労士とは、企業における人材に関する専門家。
その仕事は多岐に渡り
ものすごく平たく言ってこのような業務があります。
また、すべての社労士が上記のような業務を行っているわけではなく
社労士によっては年金専門を掲げていたり、コンサルティングのみを行う社労士もいます。
大手企業であれば社内に人事部や法務部があり、その道のエキスパートが数名在籍しているので、社労士が毎月お手伝いするようなことはあまりありません。
しかし中小・零細企業では専門の部署が無かったり
就業規則なんて大昔に作ってから一度も変えてないよ
社員が育休取りたいって言ってきたんだけど取らせなきゃだめなの?
なんて経営者の方も少なくないと聞きます。
そういった企業に労務管理の相談役として、人材に関するお世話をさせていただくのが社労士のお仕事です。
昨今ではテレワークの普及や女性活躍推進など、労働環境は日々変化しています。
優秀な人材確保のためにも、中小企業も働き方改革は大きな課題となっています。
そういった問題に社労士が携わることにより、人材に関する課題解決に大きく貢献できるのです。
こうして書いてみるとやっぱり意義のある、素敵なお仕事ですね。
もちろん、きれいごとばかりではない大変なこともありますよ・・・ね?